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【空き家活用を”人”から動かす実証】不動産オーナーと挑戦者が出会う「さかさマルシェ」第4回開催〜出店者とオーナーが意気投合、マルシェ後に物件内覧へ〜
株式会社On-Co(本社:三重県桑名市、代表:水谷岳史、以下On-Co)は、大府市および東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)と連携し、不動産オーナーと実店舗を探す挑戦者をつなぐ「さかさマルシェ」を、JR大府駅前で継続開催しています。
本事業は空き家活用が「人との出会い」から動き出す可能性を検証する取り組みです。
2月の開催では、出店していた珈琲店主と市内の不動産オーナーが意気投合し、マルシェ終了後に物件の内覧へ向かう動きが生まれました。
こうした成果を踏まえ、空き家の掘り起こしと挑戦者の可視化を目的に、第4回を3月21日(土)に開催します。
空き家は増える一方、借りられる空き家は少ない
少子高齢化や人口減少により増え続ける空き家。一方で借りられる空き家は限られており、活用が進まない状況が全国共通課題となっています。
その背景には、市場に出ていない潜在空き家の存在があります。空き家の所有者には「貸す人は選びたい」「使い方に共感できる人に貸したい」といった想いを持つ人も多く、物件情報を公開せずに借り手を探したいと考えるケースも少なくありません。
移住や創業のニーズが高まる今、空き家を「人と地域をつなぐ接点」として掘り起こす仕組みが求められています。
人の挑戦を可視化する「さかさマルシェ」
On-Coでは、借り手の想いを先に公開する「さかさま不動産」を展開してきました。
さかさマルシェでは、このスキームを活かし、実店舗物件を探す人が中心となって出店し、事業や想いを発信。空き家活用を「どんな人が、どんな挑戦をしたいのか」という人の可視化から始めるのが特徴です。
第2回〜第4回の出店募集には106名の応募があり、そのうち63名が物件を探しながら出店を希望。さらに25名が大府エリアでの出店・開業を視野に入れていました。
また出店者の選考は、集客力や経験だけではなく、「挑戦したい」という熱量も重視。マルシェを通して不動産オーナーや地域住民と対話し「応援したい」という関係性から不動産活用が生まれることを目指しています。

「どんな人?」から始まる不動産の話
2月開催では不動産オーナー4名(うち3名が大府市内の物件所有)が来場し、出店者と会話する姿が見られました。
その中で不動産オーナーが出店していた珈琲店主の想いに共感して、マルシェ終了後に物件の内覧へ向かう動きも生まれました。
さらに別の出店者には、不動産オーナーの親族から「空き家をアトリエとして使わないか」といった声もあり、出会いをきっかけに市内での拠点づくりを検討する動きも出ています。
不動産オーナーからは、売却や賃貸を決めきれていない段階の空き家活用相談も生まれ、不動産流通の“前段階”にあるニーズが顕在化しています。
駅前に「とどまる理由」をつくる
来場者からは「駅前に立ち寄る店が欲しい」「親子で過ごせる場所が必要」など生活者視点の声も集まりました。挑戦者の存在を可視化することで、市民が空き家や駅前の使われ方を考え始める可能性も見えてきました。
第4回「さかさマルシェ」開催概要
さかさま不動産に掲載されている5名が出店予定です。
日時:3月21日(土)10:00〜16:00
会場:JR大府駅 東口 多目的スペースおよびその周辺
内容:実店舗を探す事業者中心にマルシェ出店|空き家や遊休不動産に関する相談|出店内容(予定):飲食(スイーツ・コーヒー、食事)|ファッション・雑貨(古着、アクセサリー、植物)など
主催:大府駅前活性化コンソーシアム(On-Co、大府市、東海旅客鉄道株式会社(JR東海))
詳細:https://sakasama-fudosan.com/news/marche_obu3/


今後の取り組み
順次JR東海のポスターや駅サイネージでの告知も行い、認知拡大が来場や物件相談にどのような影響を与えるかを検証していきます。
本マルシェをきっかけに、出店と物件の出会いが生まれ、「地域で挑戦を始める人が増える」取り組みを目指します。
自治体×スタートアップによるモデル事業として継続
本事業は、愛知県の「スタートアップ活用まちづくり支援事業」に採択された取り組みです。大府市が駅周辺の活性化をテーマに連携先を募集し、On-Coとマッチングしました。
2025年12月から毎月マルシェを開催し、出店希望者と不動産オーナーの出会いの創出、市民満足度、運営の自立化などについて段階的に検証を進めています。
※参考:大府市プレスリリース https://www.city.obu.aichi.jp/shisei/koho/pressrelease/1003447/1036915/1037452.html
参考:さかさま不動産とは
空き家を借りたい人の想いを公開し、共感した不動産オーナーや地域が借り手を選ぶ仕組み。「誰にでも貸したいわけではない」という所有者の心情に寄り添い、潜在物件を掘り起こしてきました。
空き家は本屋や飲食店、ゲストハウスなど、創業や移住、関係人口創出の拠点へと再生。地域に経済と文化の循環をもたらしています。
株式会社On-Co
代表:水谷岳史|設立:2019年3月|本社:三重県桑名市西別所1375
拠点:名古屋市西区新道1丁目13-15昭和ビル
HP:https://on-co.jp/
ミッションは「まだない未来をつくる」。強みは社会に必要と感じた概念を具現化させること。さかさま不動産や上回転研究所、丘漁師組合などを展開している。